Kurashi Manabi Naoshi

 このブログは、これまで仕事ファーストで置き去りになっていた、日々の暮らしを立て直すために作成しました。子どもが独り立ちして一人暮らしとなったいま、部屋や身なりを整えたり、旅や読書で心を養ったりしながら、心身ともにすこやかに生きていくために、もう一度「暮らし」を学びなおします。 

横浜 元町のカフェ kaoris(カオリズ)の鉄瓶紅茶

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土曜の午後、元町のカフェ kaoris(カオリズ)に立ち寄り、いちじくのショートケーキとダージリンのセットをいただきました。

もうずっと、カフェといえばスタバかルノワールで、しかも打ち合わせ、という状態が続いていたので、ひとりでカフェに入り、ゆっくりお茶を飲むのは久しぶり。

 

元町のカフェにひとり立ち寄る

週末の元町商店街は、地元の人と観光客がほどよくミックスされ、適度ににぎわいながらも、どこかのんびりムード。メインストリートを少しそれ脇道に入ると、大きな白いパラソルの下、おいしそうなパンを売っている人に「上にカフェがある」と教えられ、そのままてくてくと階段を上っていきました。

少し重めのドアを開くと、大きな木のテーブルとグリーンが目に入り、窓を背にしたソファ席に案内されました。店内のお客はすべて女性。午後4時過ぎでしたが、右横の女性はひとりで肉料理を単品で食べています。きっと、糖質制限中ですね。

 

季節のケーキと、鉄瓶に入った熱々の紅茶3杯

ショートケーキは細長いスポンジに、生クリームといちじくジャムを挟んだ変形スタイル。紅茶は大き目のカップ3杯分。小さな鉄瓶に入っているので、おかわりも十分温かいのがうれしい。このセットでも、私には結構なボリュームでしたが、左横の若い女性2人は、もっとボリューミーなフレンチトーストをパクパクと食べています。

20代の私も、結構な大食いでした。その頃は、雑誌編集部で毎日夜遅くまで働いていたのですが、働けば働くほどおなかが空くので、いつも男性並みの食事をとっていました。お蕎麦1杯で食事を済ましている人を見ると、「信じられない!」と思ったものですが、年齢とともに食事量が少しづつ減り、人並みに落ち着きました。

 

ひとりで、家の外で、お茶を飲む効用

たっぷりの紅茶を飲みながら、ガラス越しに道行く人を眺めてぼんやりしていると、自分でも意外なほど気持ちがゆるんできます。普段は「時は金なり」とばかり、スケジュールをギシギシ詰め込んで、外のランチはうどんやおにぎりなど、10分で食べられるものばかり。そんなスタイルがムダなく合理的だと思っていましたが、いつのまにか心身に負担をかけていたようです。

「横浜に住んでよかった」と思うことは、地元にいながら旅気分を味わえるところ。元町商店街も中華街も赤レンガ倉庫も、ただブラブラ歩いてもよし、途中でお店に入るのもよしで、散策に向いています。季節のイベントやセールも楽しめ、クリスマスの時期は、イルミネーションが華やかです。

 

【今日の暮らし学び直し】

「一人で」「外で」お茶を飲みながら、ゆっくり過ごす時間を持つと、心身の緊張がほぐれてリラックスできる。お茶の後、観光気分で散策するのも心地よい。

【仕事目線での学び直し】

kaorisは、店頭のパン販売で客の気を引き、カフェへと誘導する動線設計が巧み。さらに店内で紅茶や野菜を販売して、ついで買いを誘っている。(買っちゃったよ!)